30日後場の日経平均株価は29日の欧米株安を受け、売りが先行、先物売りを交えて下げ幅を拡大、後場中盤には2万5805円59銭(前日比616円46銭安)まで下落、市場では外国人投資家の売りが観測され指数圧迫につながったようで売り一巡後は下げ渋ったが、戻りは限定され東証プライム銘柄の84.7%が下落、前日比484円84銭安の2万5937円21銭と大幅反落。7月1日(終値2万5935円62銭)以来ほぼ3カ月ぶりの2万6000円割れとなった。東証プライムの出来高は15億2029万株、売買代金は3兆8586億円。騰落銘柄数は値上がり248銘柄、値下がり1551銘柄、変わらず32銘柄。市場は、日経平均の定期銘柄入替えに伴う第2弾の売り需要への警戒はあるが、やはりボラティリティ(価格変動性)の上昇とともに月末のリスクパリティ・ファンド売りの影響が大きいと見られる。日経平均は2万6000円を割り込み下値模索の展開が続く可能性があると先行きの見通しは暗いようだ。
30日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=144円台半ばで推移している。午前中は「5・10日」に伴う国内輸入企業による実需のドル買い・円売りもあって強含み、144円75銭近辺まで上昇した。ただ米国で8月の個人消費支出の発表を控えているうえ当局による円買い介入への警戒感もあってドル買い一服後は上値は重くなり午後は週末のポジション調整によるドル売り・円買いを受けて伸び悩んだ。
週末の個別は完璧全滅、トヨタが4%台、ホンダもほとんど4%、三菱UFJが2%台、三菱重工、コマツ、パナソニックが1%台の後半だった。トヨタが大きく落としたのはロシア撤退で工場と設備すべてを残したせいかと思ったが、ホンダも落としているので輸送機器が嫌われたんだろう。三菱重工は新型軽水炉の開発が受けたんだろうか。それにしても落ち方が大きいな。政府も日銀もいつまでも応急手当みたいなことばかり、能無し日銀は何もしていないが、やっていないで本腰を入れて経済の再生に手を打たないといつまでもずるずる状態が続くだろう、・・(^。^)y-.。o○。
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