8日後場の日経平均株価は、前週末の米ハイテク株安が重しとなり、グロース(成長)株の一角などが軟化し、売りが先行、寄り付き直後に2万8047円08銭(前週末比128円79銭安)まで下落したが、一巡後は一旦上げに転じた後、再度マイナス圏入りする場面もあったが、次第に盛り返し、根強い好業績株物色を支えに後場入り直後には2万8279円12銭(同103円25銭高)まで値を上げ、その後、後場中盤にかけ伸び悩んだが、下値は限定され、総じて高値圏でもみ合い、前週末比73円37銭高の2万8249円24銭と4営業日続伸。3月29日(終値は2万8252円42銭)以来ほぼ4カ月半ぶりの高値水準となる。東証プライムの出来高は11億2335万株、売買代金は2兆7090億円。騰落銘柄数は値上がり894銘柄、値下がり867銘柄、変わらず77銘柄。市場は、日経平均2万8200円台で強調子だが、戻り高値2万8300円台(取引時間中で3月と6月に形成)を前に高値警戒感も意識され、ここから上はしんどい水準だ。好業績・好決算銘柄が買われているが、先物買い・インデックス買いによるサポート効果の面もあると見るようだ。

 

8日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=135円前半で推移している。朝方は前週末の強い米7月雇用統計を材料にしたドル買い・円売りが先行、ドル・円は一時135円55銭近辺まで上昇した。国内輸入企業による実需のドル買いも観測された。ただ前週末から上昇ピッチがやや速かったことから戻り売りが上値を圧迫。手掛かり材料も乏しく午後は135円台前半でもみ合いが続いた。

 

週明けの個別は、トヨタだけが小幅に下げている。それ以外は、三菱UFJが2%台、このところ下げていたのでその分だろうか。コマツが1%台、ホンダ、三菱重工、パナソニックは小幅だった。なんだかんだで米国依存は変わらないようだが、国内に材料が出てくればいいと思うが、・・(^。^)y-.。o○。

 

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