２５日の日経平均株価は、始まりから売りが先行、前週末の米株が低調だったことで投資家心理が後退、直近７連騰の反動もあって利益確定売りも出やすく、一旦持ち直す場面もあったが、買いは続かず再び軟化、下げ幅を広げて前場終盤には２万７６６３円１６銭（前週末比２５１円５０銭安）まで下落、売り一巡後の戻りは鈍く大引けにかけて安値圏で停滞、特にグロース（成長）株中心に軟調に推移し、前週末比２１５円４１銭安の２万７６９９円２５銭と８営業日ぶりに大幅反落。東証プライムの出来高は８億２３９２万株、売買代金は２兆６１３億円。騰落銘柄数は値上がり６７２銘柄、値下がり１０８８銘柄、変わらず７８銘柄。市場は、米株安をきっかけに連騰中の日本株にも売りが出た。日経平均２万８０００円超えには新たな材料が必要だ。今週はＦＯＭＣ（米連邦公開市場員会、２６－２７日開催）や米経済指標に加え日米決算も控えており、それらを見ながらの対応になるだろうと米国の様子伺いのようだ。
２５日の東京外国為替市場でドル・円は１ドル＝１３６円台前半で推移している。朝方は国内輸入企業による実需のドル買いなどでやや強含み１３６円台半ばで推移したが、日米の金利差拡大観測の後退などからドル買いは続かず一巡後は上げ幅を縮小。午前１１時ごろには１３６円ちょうど割り込む場面があった。その後はドルを買い戻す動きもあって下げ渋ったが、戻りは限られた。
週明けの個別は、上げ下げこもごも、トヨタとコマツが1％台の下げ、パナソニックと三菱重工が小幅な下げ、一方でホンダと三菱UFJは小幅な上げ、特にホンダはかすかに上げている。7連騰後の週明けに米株が下げていたらやはり買い気が失せて利益を確定しようと思うだろう。この下げは順当だろう、・・(^。^)y-.。o○。
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