20日の日経平均株価は、リスク回避ムードの後退に伴う前日の米株上昇で買い優勢の展開が続き、前引け637円84銭高から後場は一段高、勢いは衰えることなく大引け間際に日中高値(2万7692円85銭)を付け、幅広い銘柄に買いが続き、前日比718円58銭高の2万7680円26銭と5連騰した。上げ幅は3月23日(816円05銭)以来の大きさとなった。日経平均が終値で2万7600円を上回るのは6月10日以来。東証プライムの出来高は11億1429万株、売買代金は2兆8749億4000万円。騰落銘柄数は値上がり1727銘柄、値下がり88銘柄、変わらずが23銘柄だった。市場は、米国の大幅利上げ観測の後退とコモディティ相場の調整を背景に買い意欲が高まっているほか、ショートカバーの動きも強いとみられる。ただ、これまで日経平均の戻りのピークの目安になってきた200日移動平均線に差し掛かり、上値余地がなくなってきた可能性もあると悲喜こもごものようだ。
20日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=138円ちょうどで推移している。日経平均株価の堅調スタートもあって朝方のドル・円も上昇したが、仲値決済に向けては国内輸出企業による実需の動きが強まりドル売り・円買いに傾いた。138円を割り込むとドル売りの勢いは弱まり下げも一服。日銀金融政策決定会合やECB(欧州中央銀行)理事会を控えて様子見ムードも強く午後は方向感の乏しい展開が続いたが、終盤に日経平均が上げ幅を拡大するとドル・円もやや強含んだ。
週中の個別は日経平均の大幅値上げですべて上昇。しかし上げ幅はどうもパッとしない。ホンダとコマツ、パナソニックが2%台、三菱UFJが1%台、トヨタと三菱重工は小幅だった。上げも米国の景気追従だが、米国追従ばかりでいいのかと思う。何かした日本国内で材料が出ないかと思うが、どうもこれと言ったものがありそうもない、・・(^。^)y-.。o○。
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