11日の日経平均株価は、今回の参議院選挙で自民党が単独で改選過半数を確保する大勝を収めたことが好感され、買いが先行、一時は2万7062円17銭(前週末比544円98銭高)まで上昇するが、その後は上げ幅を縮小、前場終盤には2万6710円59銭(同193円40銭高)まで押し戻され、時間外取引で米株先物が安く中国株、香港株の下げも重しとなったが、円安基調もあって持ち直すも戻りは限定、大引けにかけて2万6800円近辺で推移、前週末比295円11銭高の2万6812円30銭と大幅に3営業日続伸。東証プライムの出来高は11億5248万株、売買代金は2兆6522億円。騰落銘柄数は値上がり1624銘柄、値下がり189銘柄、変わらず25銘柄。市場は、政策期待は続くと見るが、米インフレ・金利動向にらみの展開に変わりはない。戻り売りに上値を抑えられているが、売り込みにくい状況でもあり新たな材料待ちかと様子見のようだ。


11日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=137円ちょうど近辺で推移している。前週末の米6月雇用統計を受けてFRBが積極的な利上げ姿勢を維持するとの見方が広がりドル買い・円売りが先行。参院選で与党が過半数を確保したことで安定した政権運営が可能になるとの期待も投資家心理を好転させドル・円は一時137円25銭近辺と24年ぶりの水準まで上昇した。その後は利益確定目的のドル売りもあって伸び悩んだが、137円を割り込むと買いが優勢となるなど底堅く推移した。

 

週始めの個別はそれぞれすべて上げている。三菱UFJが2%台、トヨタとホンダがほぼ2%、パナソニックが1%台、三菱重工とコマツが小幅だった。選挙は自民党が圧勝だが、野党が情けないのと安倍さん同情票がかなりあるだろう。昔、大平さんと言う総理の時に劣勢必死の自民党が大平さんが選挙運動中に倒れて亡くなったときは形成が大逆転して勝利した。でもまあ常識的に考えて自民党以外に政権を担当出来る政党はないだろう。その自民党もややもすると危なっかしいが、まあ政治家なんてそんなものだろう、・・(^。^)y-.。o○。

 

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