8日の日経平均株価は、7日の欧米株高で始まりから買いが先行、中国の政策期待も支えとなって前場終盤には2万6881円75銭(前日比391円22銭高)まで上昇するも後場は上げ幅を大きく縮小、昼休みの時間帯に奈良市内で安倍元総理が演説中に銃撃され、心肺停止状態と伝わり、先物に売りが広がり急速に伸び悩み、指数連動型ETF(上場投資信託)の分配金捻出売りも観測され、大引け間際には2万6510円53銭(同20円00銭高)まで押し戻され、前日比26円66銭高の2万6517円19銭と小幅続伸。東証プライムの出来高は14億6687万株、売買代金は3兆6022億円。騰落銘柄数は値上がり903銘柄、値下がり868銘柄、変わらず67銘柄。市場は、安倍氏銃撃事件の初期反応は先物主体で大きく変動したが、SQ通過とともに指数連動型ETFの分配金捻出売りを終えれば需給面でアク抜けとなる。ただ今晩の米6月雇用統計、来週の米6月消費者物価など重要経済指標を控えており結果にらみの展開に変わりはないと米国経済指標を重視のようだ。
8日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=135円台半ばで推移している。午前中は国内輸入企業によるドル買い・円売りなどを支えに136円ちょうど近辺でもみ合ったが、昼前に安倍元首相が銃撃されたとの報道を受けてドル売り・円買いが強まり、一時135円30銭近辺まで急落。今晩の米国で米6月雇用統計の発表を控えていることもあって様子見ムードも広がり、その後は戻りの鈍い展開となった。
週末の個別はすべてプラス、三菱重工は5%台、ホンダ、三菱UFJ、コマツが1%台、トヨタとパナソニックが小幅だった。安倍さんが狙撃されて死亡したが、動機は政治的対立とか政治テロとか言うのではなく個人的な逆恨みのようだ。まだまだ活躍の場はあっただろうにこんなことで命を落とされてお気の毒ではある。株価にも影響があったようだが、それは短期間の話だろう。選挙は安倍さん同情票が入って自民党圧勝になるだろう、・・(^。^)y-.。o○。
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