6日の日経平均株価は、景気減速懸念を背景に5日の欧米株が下落した影響で売り優勢で始まり、時間外取引での米株先物の一時上げ転換を支えに持ち直す場面もあったが、買いは続かず再び軟化し下げ幅を拡大、前場後半には2万6051円19銭(前日比372円28銭安)まで下落、一巡後は後場終盤に向けて徐々に下げ渋ったが、戻りは限定され、中でも景気敏感株中心に軟調に推移、相場の重しとなり、前日比315円82銭安の2万6107円65銭と3日ぶりに大幅反落。東証プライムの出来高は13億8915万株、売買代金は3兆752億円。騰落銘柄数は値上がり506銘柄、値下がり1282銘柄、変わらず50銘柄。市場は、週末8日の指数連動型ETF(上場投資信託)の分配金捻出売りが警戒されるが、それを終えれば需給面で軽くなる。もっとも7月のFOMCを通過するまでは不安定さを引きずる可能性があり、当面一進一退の展開ではないかともみ合い状況を予想するようだ。
6日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=135円台前半で推移している。欧米景気の減速懸念から米長期金利が低下し、ドル売り・円買いが優勢となった。原油先物価格の下落により日本の貿易赤字が縮小するとの見方も円買いを誘った。ドル・円は一時135円10銭近辺まで下落した。同水準で下げ止まったことから午後になるとやや買い戻されて135円50銭近辺まで持ち直す場面があったが、戻りは限定的だった。
週中の個別はどれも下げ、三菱重工とコマツの機械系が5%台、三菱UFJが4%台、トヨタが2%台、ホンダが1%台、パナソニックが小幅に下げた。三菱重工が買われていたのは化石燃料設備の需要増加で石炭、天然ガス発電プラントなどを手掛ける三菱重工が買われたそうだ。防衛費の増額はあまり関係なかったらしい、・・(^。^)y-.。o○。
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