ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、日本の防衛はどうあるべきか。
「防衛費の増額」が参院選でも大きな争点となっています。あなたはどう思いますか?街で若者たちに聞きました。
渋谷の若者は、防衛費の増額について・・・
大学生(21)
「隣国の脅威も増してきているし、致し方ないことかと思う」
大学生(20)
「どちらかといったら反対。日本の今までの“戦争しない”というのが崩れてきちゃうんじゃないかなと思う」
ロシアによるウクライナへの侵攻が長期化する中、人々の防衛に対する関心が高まっています。そんな中、参院選でも大きな争点となっているのが「防衛費の増額」です。
岸田総理(10日)
「日本の防衛力を5年以内に抜本的に強化し、その裏付けとなる防衛費の相当な増額を確保する決意です」
参院選の公約でも現在の防衛費からほぼ倍増となる「GDP比2%」という数字に触れる政党が相次いでいます。GDP比2%とは金額にして、約11兆円にのぼります。
なぜ防衛費の増額は必要なのでしょうか。
■日本は有事の際にすぐに「弾切れ」の可能性
神奈川県・横須賀市にある久里浜駐屯地の木造倉庫。築80年で、倒壊の危険性があり、ロープで屋根が飛ばないように補強している状況です。久里浜駐屯地は陸上自衛隊、最古の駐屯地のひとつ。その一角にある「通信学校」でも老朽化が進んでいます。
陸上自衛隊通信学校 髙野友加総務課長
「足元ご覧いただくと、ひびが入ったところとか補強しています」
ここで育成される自衛官はサイバーや電磁波など、最先端の技術を駆使した新しい安全保障の領域を担うことになるのですが、雨漏りなどが原因で天井のモルタルが落下。しかしその補修は、学校職員自らが行ったといいます。防衛省によりますと、この久里浜駐屯地も含めて所有する建物の4割以上が新しい耐震基準を満たしていません。
防衛省幹部
「予算が足りなくて、老朽化のスピードに改修が間に合わない」
吉田圭秀陸上幕僚長
「たとえば大きな地震があった時に、駐屯地自体インフラが使えないとかなると自衛隊の活動自体に直結する話であります」
また日本の場合、自衛隊が保有する弾薬の数が少なく、有事に際し、すぐに「弾切れ」になってしまうとされています。
防衛費といえば、ミサイルなど装備品の購入費が多くを占めていると思いがちですが、人件費や維持費など多岐にわたります。この防衛費の内訳についても若者に聞いてみると…
専門学校生(19)
「武器が三番目っていうのが意外。戦争は良くないが武器とかをそろえた方が国民も納得いくかなと思う」
大学生(19)
「どこを増やそうとしているかによる。私は“少子化”とかに回すべきだと思う」
選挙戦を通じて、国の防衛のあり方が問われています。(TBS NEWS DIG Powered by JNN)
“防衛費の増額”あなたは?ウクライナ情勢で関心高まる防衛費 参院選で争点に(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース
日本の置かれた状況は落ちぶれたロシアだけの欧州よりもロシアに加えて世界第二位の経済大国である中国があり何をするか分からない北朝鮮がある。そしていつどっちを向くか分からない韓国も、・・。世界でも最もきな臭い場所が日本周辺ではある。こんな状況では防衛費の増額はやむを得ないだろう。特に海空軍及び両用戦能力の強化、長距離兵器の装備化、弾道弾対策、宇宙サイバー軍の拡充、無人兵器の導入、そして弾薬やその他の物資備蓄を整えて継戦能力の強化、インフラ設備の整備など必要なことは目白押しではある。必要な項目を充足するのにいくらかかるのか、まずそこから始めないといけないだろう。GDP2%だのなん兆円だのと言っている場合ではない。どういう防衛力を整備するかを明らかにすることがまず第一の目的だろう。何よりも認識しておかなければいけないことは日本は世界でも最も軍事的脅威の高い地域にあると言うことだ。それを念頭に防衛力の装備を考えるべきだろう、・・(^。^)y-.。o○。
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