28日の日経平均株価は、始まりは米株安で売りが先行、寄り付き直後に2万6789円50銭(前日比81円77銭安)まで値を下げたが、時間外取引での米株先物高もあってすぐに切り返し、上げに転じたが、その後米株先物安を見て先物にまとまった売りが出て再度下げに転じるも一巡後は物色範囲を広げて再度プラス浮上、大引け間際には2万7062円31銭(同191円04銭高)まで上昇して前日比178円20銭高の2万7049円47銭と4営業日続伸。2万7000円回復は10日(終値は2万7824円29銭)以来。東証プライムの出来高は12億2685万株、売買代金は2兆8093億円。騰落銘柄数は値上がり1498銘柄、値下がり292銘柄、変わらず48銘柄。市場は、米株急騰後の下げは限定的で比較的底堅いが、なかなか先は読めない。日経平均が2万7000円台に乗せたとは言え、ここからは売りが出やすい水準だ。国内要因ではなかなか動きづらく米株次第の展開であり、基本は戻り売りだろうとやや悲観的ではある。

 

28日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=135円台前半で推移している。朝方は米長期金利の上昇を材料にやや強含みで推移し、135円60銭近辺まで上昇したが、次第に四半期末に伴う国内輸出企業による実需のドル売り・円買いが上値を抑え昼前には135円10銭近辺まで下落した。午後は日経平均株価が堅調に推移する中リスクオンのドル買いにより下げ渋りの展開となったが、戻りは限られた。

 

週始めの個別はすべてプラス、コマツが3%台、トヨタ、ホンダ、三菱重工が2%台とやはり円安のせいか輸出企業が強いようだ。三菱UFJとパナソニックは小幅で引けている。しかしいつまでたっても米国様依存で日本経済はどうなるんだろうねえ。GDPが4、5%も成長していれば今頃は1000兆円になっていたんだけどねえ、・・(^。^)y-.。o○。

 

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