半導体の世界的な不足や新型コロナ感染での海外工場の閉鎖、ロシアのウクライナ侵攻など不測の事態が重なって新車の納車遅れが問題になっていると言う。半導体不足は家電製品やガスコンロ、温水便座、パソコンやスマホなどにも及んでいると言うのですべてのメーカーが遅れているのかと思ったら、どれもこれも軒並み遅れていると言うのはトヨタだけのようだ。

日産は一部影響があるようだが、さほどでもないようだ。ホンダは、ヴェゼル、フィット、シャトル、N-BOX、N-ONE、N-WGN、N-VAN、ステップワゴン、フリード、CR-V、インサイト、シビック、Honda eなど一部の車種で遅れが出てはいるが、半年以上と言うものはない。スズキもジムニー、ワゴンR、バンディッド、ソリオ、クロスビーなど人気車種だけ、マツダも全車種と言うが、さほどでもないよう、スバルも全般に遅れてはいるようだが、トヨタほどではない。ダイハツはトヨタと同様にすべての車種で遅れが出ていると言うが、特に具体的な情報は出てはいない。やはり人気車種が遅れている。

トヨタの元町工場で架装しているコペンGRスポーツは1年以上だが、ダイハツ製のコペンが遅れていると言う情報はない。結局各メーカーとも一部の人気車種で遅れが出てはいるが、全般的にはそれほどでもない。こうした納車遅れの状況は2025年ころまで続くそうだ。しかしどうしてトヨタばかりが送れるのかと言うと何だかんだと言ってもトヨタ車を購入しようとする顧客が多いからだと言う。他社も人気車種はトヨタ同様に遅れてはいるが、全般的にそれほどでもない。

部品不足に加えてロシアのウクライナ侵攻、新型コロナによる海外工場の閉鎖、自然災害などいろいろ不確定要素が多いが、今後もまたどうなるか分からない。コペンを買ったときにまだ納期遅れはなかったが、それでも4ヶ月くらいかかったからなあ。基本手作りのような車だしな。

GRヤリスも1年半と言うが、7月も「ハリアー」や「ノア」などを生産する愛知県豊田市のトヨタ自動車の元町工場と高岡工場の4ラインで、「7月4日から22日までの間でそれぞれ10日間停止」するという。トヨタによると中国・上海の仕入れ先で新型コロナ感染者が出たことによる部品の供給不足が原因ということだそうだ。6月から続いている稼働停止により合わせて約5万台の減産となると言う。7月から3カ月間の世界での生産計画は月に約85万台としているそうだが、7月は約80万台にとどまるらしい。こうなってくるともうじっと待つ以外にはないようだ、‥(^。^)y-.。o○。

 

 

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