17日の日経平均株価は、始まりからリスク回避の売りが先行、主要中銀の金融引き締めが続き、世界景気の悪化懸念から16日の欧米株が下落したことから前場早々に2万5720円80銭(前日比710円40銭安)まで下落、一巡後は下げ渋ったが、日銀は17日の決定会合で大規模な金融緩和策の現状維持を決定、支えとなり、時間外取引での米株先物の上昇もあって後場終盤には2万6072円35銭(同358円85銭安)まで引き戻したが、戻りは限定、引けにかけては上値の重い動きとなり、前日比468円20銭安の2万5963円00銭と大幅反落。2万6000円割れは5月12日(終値2万5748円72銭)以来約5週間ぶり。東証プライムの出来高は18億6965万株、売買代金は4兆2721億円。騰落銘柄数は値上がり351銘柄、値下がり1447銘柄、変わらず40銘柄。


17日の東京外国為替市場でドル・円は、日銀金融政策決定会合を受け、一時乱高下した。朝方1ドル=132円20銭近辺だったドル・円は仲値決済に向け国内輸入企業からのドル買い・円売りが入る展開となった。その後日銀金融政策決定会合で大規模な金融緩和を維持することを決定。スイス国立銀行が大幅利上げに踏み切り、イングランド銀行が5会合連続で利上げを行ったこともあり世界的なインフレ、金融引き締めの流れと逆行する日本円との金利差が意識され、ドル・円は一時134円61銭まで急上昇した。ただ日銀が公表文にリスク要因として「金融・為替市場の動向やわが国経済・物価への影響を十分注視する必要がある」と明記したことが材料視されると一転し、ドル・円は132円36銭まで急落した。午後に入り日銀金融政策決定会合に関する発表が落ち着くとドル・円はもみ合い134円ちょうど近辺まで値を戻している。15時現在、134円08銭となっている。

 

主要各国の金融引締めで景気の悪化が懸念され、リスク回避の売りが続いたようだ。日銀は未だに大規模な金融緩和を継続するようだが、引き締めれば景気悪化を招き、金融緩和を継続しても円安が進行して景気が悪くなってしまう。もう打つ手がないのだろう。能無し日銀には困ったものではある。それにしても給料が20年以上も上がっていない日本の会社は一体何をやっているんだろう。ナンバー1と言われた日本もここまで落ちたのだろうか。上から下まで能無しばかりではある、・・(^。^)y-.。o○。

 

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