16日後場の日経平均株価は、FOMC通過で米株が上昇、その勢いで買いが先行、午前10時14分には同621円54銭高の2万6947円70銭と今日の高値を付けたが、その後は手掛かり材料が乏しく上げ幅を縮小、午前中は堅調に推移していた時間外取引での米株先物が一転して下落したことや明日17日には日銀の金融政策決定会合の終了後、黒田東彦総裁の記者会見も予定されていることから模様眺めムードも出て前日比105円04銭高の2万6431円20銭と5日ぶりに反発したが、今日の安値で取引を終えている。東証プライムの出来高は11億3069万株、売買代金は2兆6416億円。騰落銘柄数は値上がり1216銘柄、値下がり561銘柄、変わらず61銘柄だった。市場は、買い戻しと見られる動きが一巡した後は戻り待ちの売りに押され、上値が重いことを改めて確認する格好となったと渋い見方のようだ。

 

16日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=134円前半で堅調に推移している。朝方134円ちょうど近辺だったドル・円は日本の5月貿易収支が1979年以降で2番目に大きい赤字となったことで実需筋のドル買い・円売りが活発化した他、日経平均株価の買い先行を受け一時134円67銭まで上値を伸ばす場面があった。午後に入ると日経平均株価が上げ幅を縮小、ドル・円は軟化。一時134円20銭まで下押しした。15日FOMC(米連邦公開市場委員会)では27年7カ月ぶりの0.75ポイントの大幅利上げが決まったもののパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が会見でややハト派的なスタンスを取ったこともドル・円の上値を重くしたようだ。15時現在、134円27銭となっている。

 

今日の個別はすべて上げている。トヨタと三菱重工が2%台、ホンダとパナソニックが1%台、三菱UFJとコマツが小幅に上げている。日本の株価はほとんど米国追従なので米国市場を見れば日本の状況が分かるだろう。為替は相変わらず円安だが、これも日銀の能無し政策が原因だろう。ガソリンが上がっているが、円安も英j狂しているのだろう。困ったものではある、・・(^。^)y-.。o○。

 

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