15日の日経平均株価は、米国の利上げ警戒感が強い中、米株が下げて売りが先行、一旦上げに転じる場面もあったが、買いは続かず再び軟化、先物売りを交えて下げ幅を広げ、後場終盤には2万6321円68銭(前日比308円18銭安)まで下落、FOMCを前に持ち高調整売りが続き、債券先物が急落して、一時ダイナミック・サーキット・ブレーカーが発動されるなど株価指数先物売りを誘い、前日比303円70銭安。。。。の2万6326円16銭と大幅に4営業日続落。心理的なフシ目となる2万6500円を割り込み、5月12日(終値2万5748円72銭)以来約1カ月ぶりの安値水準となる。東証プライムの出来高は12億2653万株、売買代金は2兆7623億円。騰落銘柄数は値上がり257銘柄、値下がり1545銘柄、変わらず36銘柄。市場は、FOMCを控え、ポジションを落としているところに債券先物が急落し、一段安につながった。いずれにしろFOMCの結果次第だが、通過後に相場が落ち着くかどうかは不透明だと米国の利上げが原因の株安に先が見通せないようだ。


15日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=134円台後半で推移している。FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果公表を控えて売り買いが交錯し、方向感の定まらない展開となった。朝方はポジション調整的な動きが優勢となりドル・円は弱含みで推移。135円を割り込んだところで下げ渋ったもののドル買いの勢いは強まらず昼すぎにかけて再び軟化した。午後2時前後に日本の債券先物が急落するとドル・円も下げ足を速める場面があった。

 

週中の個別は市場の株価下落の割にはさほど下げてはいない。三菱UFJは1%台、ホンダは小幅と値を上げている。逆に三菱重工は3%台と大きく下げている。これは利益確定だろう。コマツは1%台の後半、トヨタとパナソニックは小幅だった。政府も円安にはこれと言った手立てもなく、日銀は無策無能でどうしようもない。日の出の勢いだった日本経済は一体どうしてしまったのだろうか、・・(^。^)y-.。o○。

 

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