8日の日経平均株価は、始まり、米長期金利の上昇一服で7日の米株が続伸したことから買いが先行、円安・ドル高も支えとなり、一旦2万8200円台に乗せたが、時間外取引での米株先物安もあって伸び悩むも買い気は根強く盛り返し、大引けにかけて強調子となり、前日比290円34銭高の2万8234円29銭と大幅に4営業日続伸し、高値で引けた。2万8000円台回復は3月30日(終値は2万8027円25銭)以来約2カ月ぶり。東証プライムの出来高は13億38万株、売買代金は3兆101億円。騰落銘柄数は値上がり1413銘柄、値下がり356銘柄、変わらず69銘柄。市場は、円安による輸出関連株への評価とともに参院選(投開票は7月10日見込み)を控える中、選挙に向けてアウトパフォームする傾向がある点も注目される。最も先行きは不透明でベアマーケットラリー(弱気相場での一時的上昇)に過ぎないとの見方もあると硬軟両様の構えのようだ。
8日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=133円台前半で推移している。国内輸入企業による実需のドル買い・円売りに加え、投機筋と見られるドル買いも観測され、ドル・円は午前10時ごろに約20年ぶりとなる133円台に乗せた。その後は133円ちょうどを挟んで売り買いが交錯したが、午後になると再びドル買いが優勢となりジリ高で推移。午前中に付けた水準を上回り133円30銭近辺まで上昇する場面があった。
週中の個別は三菱重工が3%台半ば、トヨタ、コマツが1%台後半、ホンダが小幅と輸送機器、機械などは値を上げたが、三菱UFJとパナソニックは小幅に下げている。ドル円は133円台まで円が下げて輸入品などの物価高を招いている。これも日銀の能のなさが引き起こしたことで困ったことではある。日銀総裁も値上げ容認などとおバカなことを言って発言撤回、謝罪に追い込まれている。いつまでも超低金利などを続けていても世の中に金は回らない。ほどほどのところでうまく回さないといけないのに能がないからただ金利を下げればいいと思っている。日銀の能無しにも困ったものではある、・・(^。^)y-.。o○。
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