6月1日の日経平均株価は、前日の米株は下落したが米株先物が上げて始まりから広範囲に買いが先行、円安進行も後押しして前引け近くには2万7482円31銭(前日比202円51銭高)まで上昇、後場は米株先物の伸び悩みで上値が重くなったが、円安基調などを支えに物色意欲は根強く引けにかけて引き締まり、高値圏を保ち、東証プライム銘柄では全体の8割超が上昇し、前日比178円09銭高の2万7457円89銭と反発。東証プライムの出来高は12億2885万株、売買代金は2兆8971億円。騰落銘柄数は値上がり1546銘柄、値下がり258銘柄、変わらず33銘柄。市場は、円安で自動車株が高く米長期金利の上昇で金融株も物色されている。また外国人観光客の受け入れ再開をにらみインバウンド系も買われ、投資家心理は好転している。日経平均は2万7500円を超えると上に行きやすいと見られ、売り物をこなしてこのハードルを越えられるかどうかが注目されると先行きの値動きに注目のようだ。

1日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=129円台前半で推移している。国内輸入企業によるドル買い・円売りなどもあってドル・円はしっかりした展開となった。日経平均株価が堅調に推移したこともドル・円の支え。中国の5月財新製造業PMI(購買担当者景気指数)が市場予想を下回ったことから円が買い戻される場面もあったが、ドル・円の下値は限定的だった。

 

週初めの個別はすべて上昇している。例によって三菱重工が5%台、円安の恩恵を受けやすいホンダが4%台、トヨタとコマツが3%台、三菱UFJが2%台、パンソニックだけが仲間外れで小幅だった。それにしても米国頼みの株式市場ではある、・・(^。^)y-.。o○。

 

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