19日の日経平均株価は、前日まで4日続伸の反動や18日の米株安で売りが先行、午前9時6分には同761円11銭安の2万6150円09銭を付けるなど大きく下げ、TOPIXが前日比で2%を超える下落になると日銀によるETF(上場投資信託)買いが入っていたことからETF期待の買いで下げ幅を縮小する場面もみられたが、買い手がかりに乏しいことから戻りは限定的で前日比508円36銭安の2万6402円84銭と5日ぶりに大幅反落して取引を終えた。東証プライムの出来高は12億6439万株、売買代金は3兆163億円。騰落銘柄数は値上がり468銘柄、値下がり1313銘柄、変わらず56銘柄だった。市場は、手がかり材料に欠ける中、下げ渋る動きを見せて底堅い印象だが、反転上昇のキッカケとなりそうな材料に乏しく不安定な値動きが続きそうだと先行き警戒のようだ。

 

19日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=128円台で上伸した。前日米株式市場が大幅安となり米長期債が買われる(米長期金利低下)流れを受け継ぎ、ドル・円は今日19日朝方1ドル=127円87銭まで下押しした。前日の米国時間から1円近くドル安・円高が進んだこともあり仲値決済に向けては国内輸出企業からの旺盛なドル買い・円売りが入り、ドル・円は一時128円60銭近辺まで切り返した。その後、売り先行だった日経平均株価が下げ渋った他、時間外取引での米株価指数先物のプラス転換、米長期金利の上昇などを背景にドル・円は堅調に推移。一時128円94銭まで上伸。結局ドル・円は株式市場寄り付きから1円強の値幅で上昇した。15時現在128円61銭となっている。

 

週中の個別は三菱重工が1%台と結構上げている。その他コマツが小幅に上げた。三菱重工は最近好調で株価も5千円近い。これはロシアのウクライナ侵攻で防衛費増額が取り沙汰される影響だろうか。逆にパナソニックは2%台、トヨタと三菱UFJは1%台、ホンダが小幅に下げて引けている。日経平均は大きく下げたが、手持ち銘柄はさほどでもなく堪えたようだ、・・(^。^)y-.。o○。

 

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