9日の日経平均株価は、米長期金利の上昇を背景に前週末の米国株式が下落したことと時間外取引の米株指数先物安も重しとなって売りが優勢、下げ渋る場面もあったが、買いは続かず、再度広範囲に売られ、大引け間際には2万6309円22銭(前週末比694円34銭安)まで下げ幅を広げた。前週末比684円22銭安の2万6319円34銭と大幅反落。3月16日(終値2万5762円01銭)以来約2カ月ぶりの安値水準となる。東証プライムの出来高は12億6342万株、売買代金は2兆9545億円。騰落銘柄数は値上がり211銘柄、値下がり1598銘柄、変わらず28銘柄。市場は、米インフレ懸念など不透明要因を抱え、米株動向に右へならえするしかない。下がれば押し目買いが入り、切り返せば戻り売りが出てくると見られるが、当面は決算を見ながら個別株物色が中心になると見るようだ。
9日の東京外国為替市場でドル・円は4月28日以来7営業日ぶりに1ドル=131円台に乗せた。前週末の堅調な米4月雇用統計を受け、米金融引き締めが加速するとの見方が強まり時間外取引で米長期金利が上昇した。この流れを受け継いだ9日朝方のドル・円は1ドル=130円70銭近辺で推移。その後仲値決済に向け国内輸入企業からのドル買い・円売りが入ってドル・円は上伸した。米長期金利が3.1%台で高止まる中、ドル・円は調整を挟みつつも上値を追う展開に。午後に入ると日米金利差拡大が一段と意識され、ドル・円は4月28日以来の131円台に乗せた。15時現在131円01銭となっている。
週明けの株式市場は米国株安で大きく下げている。コマツは先週末に大きく上げた反動で4%台、ホンダと三菱UFJが2%台、トヨタ、三菱重工、パナソニックは1%台だった。日銀が無能だから円安が続き、国内にはこれと言った材料もなく当面は米国の状況と世界情勢を見ながらの商いになりそうだ、・・(^。^)y-.。o○。
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