6日後場の日経平均株価は、米インフレ懸念で5日の米株が急落したことで売り優勢で始まり、前場早々に2万6543円29銭(前営業日比275円24銭安)まで下落したが、一巡後は円安を支えに上げに転じ、先物買いを交えて上げ幅を広げ、後場前半には2万7072円59銭(同254円06銭高)まで上昇、特にバリュー(割安)株が堅調だったが、週末要因もあり、その後は持ち高調整売りに上値の重い動きとなり、前営業日比185円03銭高の2万7003円56銭と反発。2万7000円回復は4月22日以来。東証プライムの出来高は14億9856万株、売買代金は3兆4359億円。騰落銘柄数は値上がり1279銘柄、値下がり510銘柄、変わらず49銘柄。市場は、こんなに戻すとは思わなかった。バリュー株が強く、週末で売り方の買い戻しも誘ったようだが、日経平均は2万7000円中心の動きに変わりはない。来週は決算ラッシュに向けて個別株物色が強まることになるだろうと見るようだ。
6日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=130円台で堅調に推移した。朝方1ドル=130円30銭近辺だったドル・円は仲値決済に向け国内輸入企業からのドル買い・円売りが入ったほか、時間外取引で米長期金利が上昇したことなどがサポート材料となり上昇、一時130円80銭まで上値を伸ばした。午後に入リドル買いが一旦一服、米4月雇用統計を間近に控えていることもあり、その後のドル・円は様子見ムードとなった。15時現在、130円68銭となっている。
連休明け週末の個別はすべて上昇、好業績が期待されるコマツが8%台、三菱重工が4%台、三菱UFJが3%台、トヨタが2%台、ホンダとパナソニックが1%台とすべて好調だった。連休で休場が多かったが、好業績株やバリュー株が買われたようだ。ただ米株は大きく下げてはいるが、・・(^。^)y-.。o○。
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