このご時世にまさか出るわけもないと思っていたGRカローラスポーツが発売になると言う。米国では発表されたが、日本の販売開始は今秋とか言う。パワーユニットは「GRヤリス」にも搭載された1.6リッター直3インタークーラー付きターボエンジンの「G16E-GTS」。バルブ付きの3本出しマフラーによって排圧低減と消音性能を両立し、最高出力を304PS/6500rpm、変速機は6段MTで駆動方式は電子式多板クラッチによる前後駆動力可変式のスポーツ4WD「GR-FOUR」。
ブレーキはフロントに4ピストン、リアに2ピストンの対向キャリパーを採用、ドライバーの操作に対して俊敏に反応する走りを目指してボディー剛性も強化。元町工場のGRファクトリーで生産することで実現する高剛性の基本骨格に加え、リアのホイールハウス間や床下トンネル、タンク前の床下にブレースを追加して操縦安定性を高めている。
さらにGRヤリスと同様にCFRP製のルーフパネルを採用、ボディは5ドアハッチバック「カローラ スポーツ」のボディーを基本骨格に採用し、フロントを60mm、リアを85mmワイドトレッド化。ボディーの全幅は1850mmとなっている。冷却性能と空力性能を向上させるためにフロントバンパーにはエアインテークを、フロントフェンダーとフードバルジにはエアアウトレットを設けている。
インテリアにはショートストロークのシフトレバーを採用し、ドリフト走行などでの車両コントロールを高めるためにパーキングブレーキは手引き式としている。メーターパネルにはGR車専用に開発したフルTFT式を新規採用。スポーツ走行時の視認性を高めている。
GRカローラの主な諸元(開発目標値)は以下の通りだそうだ。
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4410×1850×1480(アンテナを含む。ルーフ高は1455)mm
ホイールベース:2640mm
トレッド:(前)1590mm/(後)1620mm
車重:1475kg
駆動方式:4WD
エンジン:1.6リッター直3 DOHC 12バルブ ターボ
トランスミッション:6段MT
最高出力:304PS(224kW)/6500rpm
最大トルク:370N・m(37.7kgf・m)/3000-5550rpm
サスペンション:(前)マクファーソンストラット式/(後)ダブルウイッシュボーン式
タイヤ:(前)235/40R18/(後)235/40R18(ミシュラン・パイロットスポーツ4)
と言うことでかなり面白そうな車ではある。
今の86GRはスタイルも抜群、足回りも秀逸でこのまま乗り続けてもいいのだが、セリカGT-Four以来、4WDターボ信仰があり、出るならぜひ乗ってみたいと思う。ただボディスタイルが5ドアハッチバックでその点はセミノッチバックのクーペスタイルの86GRの方がずっといいが、GT-Fourはどうしても乗ってみたい。
価格は500万ほどと言うが、86GRを下取りに出せば少しは下がるだろう。まだ日本でどのような販売方式になるか分からないが、GT-Four信者としてはかなり気持ちが動いている。せっかく出るのだから楽しみにこの秋を待とうと思う。サイズ的には実家の駐車スペースには何とか入るだろう、・・(^。^)y-.。o○。
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