19日の日経平均株価は、時間外取引での米株先物が上げて買いが先行、円安・ドル高が一部輸出関連株の支えになったこともあり前場早々に2万7100円59銭(前日比300円88銭高)まで上昇、一巡後は先物売りを交えて下げに転じ、一時22円00銭安のマイナス圏まで軟化、その後は再度プラス圏に持ち直し、後場入り後は円安進行を支えに強調子、引けにかけて引き締まり、中でも半導体関連株や輸出関連株などが堅調で指数をけん引、前日比185円38銭高の2万6985円09銭と3営業日ぶりに反発。東証プライムの出来高は9億6196万株、売買代金は2兆2336億円。騰落銘柄数は値上がり1253銘柄、値下がり505銘柄、変わらず81銘柄。市場は、円安のサポート効果もあるだろうが、内需にはマイナス影響もあり難しい局面だ。外国人投資家が戻ってきたと言っても盛り上がっている感じはなく日経平均は2万7000円中心の往来相場をイメージしているとちょっと勢いがないようだ。

19日の東京外国為替市場でドル・円は急伸し、およそ20年ぶりの1ドル=128円台に乗せた。18日米国時間夕刻、ブラード・米セントルイス連銀総裁が講演で基本シナリオではないと前置きしつつ0.75ポイント利上げの可能性を排除しない考えを明らかにした。日米の金融政策の方向感の違いが一段と意識され、朝方127円近辺だったドル・円はドル買い・円売り優勢に。また円が対ユーロ、対豪ドルでも弱含む展開となるとドル・円は数時間で1円20銭近く上昇。02年5月以来およそ20年ぶりの128円台に乗せた。15時現在128円16銭となっている。

 

火曜の個別は三菱重工だけがほんの少し下げた。このところ三菱重工は上げているのでまあ仕方がないとったところだろうか。円安の恩恵を受けるトヨタ、ホンダ、コマツは1%台、三菱UFJとパナソニックは小幅に上げている。しかし日銀の無能を体現したような異常な円安、終息の見えないロシアのウクライナ侵攻、新型コロナは急に減っては来たが,まだまだ3万人の感染レベル、先が見えない状況は相場の先も見えにくいようだ、・・(^。^)y-.。o○。

 

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