14日の日経平均株価は、始まりから昨日大幅反発した勢いが続き、さらに米国株が反発、幅広い銘柄が物色されるなど堅調に推移、午前11時12分には同357円40銭高の2万7200円89銭と今日の高値を付け、後場は前場の高値に迫る場面も見られたが、現地15日がグッドフライデー(聖金曜日)で欧米の主要株式市場が休場となることもあり、やや手控えムードが強まり、後場の値幅は90円強に留まり、動意に乏しい展開で前日比328円51銭高の2万7172円00銭と大幅に続伸して取引を終えた。東証プライムの出来高は10億1005万株、売買代金は2兆3422億円。騰落銘柄数は値上がり1346銘柄、値下がり442銘柄、変わらず36銘柄だった。市場は、引き続き米国株の動きに影響を受ける中、日経平均株価は25日移動平均線(14日時点で2万7036円)を意識する展開が続きそうと2万7千円を挟んだ攻防を予想する。
14日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=125円台前半で推移している。前日に126円台に乗せた達成感もあって利益確定目的のドル売りが先行した。国内輸入企業によるドル買い・円売りが観測されたものの上値は重く昼すぎには125円10銭近辺まで下落した。午後になると下げ渋ったが、明日15日は聖金曜日で休場となる市場が多いこともあって積極的な動きは見られず戻りは鈍かった。
今日の個別は三菱重工が2%台を付けたほかは小幅な上昇、パナソニックだけが小幅に下げて引けている。三菱重工はスペースジェット事業の圧縮を行っているが、ここでやめてしまうと二度と日本主導の民間航空機事業は復活できない。何とか再開にこぎつけてほしいものだが、先行きはかなり厳しそうだ、・・(^。^)y-.。o○。
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