6日の日経平均株価は、始まり米金融引き締めによる米株下落の影響で売りが先行、一旦持ち直す場面もあったが、買いは続かず再び軟化、先物売りを交えて下げ幅を拡大、一時2万7214円61銭(前日比573円37銭安)まで下げたが、売り一巡後は下げ渋るも戻りは限定、大引けにかけて2万7300円半ば近辺で停滞、3月15、16日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録を見極めたいとの思いもあり、積極的な売買は手控えられ、前日比437円68銭安の2万7350円30銭と3日ぶりに大幅反落。約2週間ぶりに75日移動平均線を割り込んだ。東証プライムの出来高は11億7486万株、売買代金は2兆7911億円。騰落銘柄数は値上がり259銘柄、値下がり1545銘柄、変わらず35銘柄。市場は、海外投資家は全体的に売り越しながら買いオーダーもパラパラと入っている。米金融政策については織り込みが進んでいると見られるが、まだ先行きを懸念する向きもいる。これといったプラス要因が見当たらず、決算シーズンまで動かない可能性もあると先行きは渋いようだ。
6日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=123円台後半で推移している。米長期金利の上昇に加え午前中は国内輸入企業による実需のドル買い・円売りもあってジリ高で推移。124円ちょうどを手前に上値の重さが意識されたが、午前11時すぎに124円台を回復する場面があった。利益確定目的のドル売りが強まって失速し、昼前には123円60銭台まで下落したが、午後は再び124円ちょうどに接近するなど底堅く推移した。
週中の個別はホンダ、コマツ、パナソニックが2%台、トヨタが1%台、三菱重工が小幅に下げている。一方で三菱UFJだけが小幅に上げている。米国金融引締め、ロシアのウクライナ侵攻の影響、新型コロナの感染など重い材料ばかりで先行き明るい材料はないが、せめて新型コロナだけでも片付くといいのだが、・・(^。^)y-.。o○。
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