4日の日経平均株価は、先週末の米株上昇で買い先行で始まり、寄り付き直後に2万7754円24銭(前週末比88円26銭高)まで値を上げたが、その後は先物売りを交えて下げに転じ、半導体関連株が重しになり、中国での新型コロナ感染拡大も嫌気されて、一時2万7578円81銭(同87円17銭安)まで軟化するも、一巡後は物色範囲を徐々に広げ、再度プラス圏入り、時間外取引で米株先物が底堅く、香港ハンセン指数高なども支えとして意識され、引けにかけて引き締まり、前週末比70円49銭高の2万7736円47銭と4営業日ぶりに反発。東証プライムの出来高は10億946万株、売買代金は2兆1874億円。騰落銘柄数は値上がり1227銘柄、値下がり545銘柄、変わらず67銘柄。市場は外部環境にあまり変化はなく上を買うには材料不足。とは言え下値は堅く売り込む状況でもない。材料待ちでまずは3月15、16日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会、6日公表)議事録を見極めたいところかと状況は悪くないので様子見と言うところのようだ。
4日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=122円台半ばで推移している。前週末の米国時間は米3月雇用統計を材料に123円台を回復。その後はドル売りに押され、週明け4日の東京時間は朝方に122円30銭近辺まで下落したが、米長期金利が時間外取引で上昇したためドル・円も下げ渋った。追加の手掛かり材料が乏しく122円80銭近辺に近づいたところで戻りも一服したが、下値では押し目買いが入り、底堅く推移した。
週初めの個別は、トヨタ、コマツ、パナソニックが小幅に上げて、逆にホンダ、三菱重工、三菱UFJが小幅に下げた。最近の材料は米国景気、ウクライナ情勢、新型コロナだけで他にはこれと言ったものはないようだ。買う材料も売る材料もないと言うのは言い得て妙かもしれない、・・(^。^)y-.。o○。
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