17日の日経平均株価は始まりから買い戻しで値を上げ、午前10時前には前日比940円93銭高の2万6702円94銭と今日の高値を付け、その後は戻り待ちの売りに上値を抑えられる場面もあったが、総じて堅調に推移、前日比890円88銭高の2万6652円89銭と大幅に4日続伸して取引を終えた。終値で2万6000円を超えるのは3日の2万6577円27銭以来2週間ぶり。朝東証1部の出来高は14億7419万株で売買代金は3兆5544億円。騰落銘柄数は値上がり1872銘柄、値下がり250銘柄、変わらず58銘柄だった。市場は、日経平均株価のPERは12倍台にあり割高感はないもののウクライナ情勢を見通すのは困難でニュースヘッドラインに左右される場面が続きそうだと日替わりの状況に注視のようだ。

 

17日の東京外国為替市場でドル・円は前日にFRB(米連邦準備制度理事会)が18年12月以来となる利上げを決定し、日米金利差拡大観測で進んだドル買い・円売りが一服する展開となった。朝方1ドル=118円85銭近辺だったドル・円はFRBの利上げ開始で日米金利差拡大観測が強まる中で一時119円02銭まで上値を伸ばした。ただ前日高値119円11銭を上抜けるには至らず日経平均株価が大幅高で高原状態を保つリスクオンムードの中で軟化。ドル・円の日足チャートが陽転した7日から急ピッチに4円近く上昇したこともあり利益確定のドル売り・円買いが出る展開となった。15時現在、118円81銭となっている。

 

今日の個別はおおむね堅調、コマツが3%台、トヨタ、ホンダ、三菱UFJ、パナソニックが2%台、三菱重工だけが小幅だった。日経平均は堅調と言ってもFRBの利上げが決まり、落ち着いたことが理由で今後はウクライナ情勢が株価を左右するだろう。原油高や小麦相場高などで商品の値上げが目白押しで先々どうなるか分からないところでまだまだ相場は波乱含みではある、・・(^。^)y-.。o○。

 

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