3日の日経平均株価は、昨日に大幅反落した反動や欧米株が上昇した流れを受け買いが先行、始まり後の早い時間に同311円82銭高の2万6704円85銭と今日の高値を付けたが、これと言った材料もなく、ロシアとウクライナによる停戦協議の再開報道で様子見ムードが広がり、停滞商状となったが、円安などに支えられて、前日比184円24銭高の2万6577円27銭と反発して取引を終えた。東証1部の出来高は12億3494万株で、売買代金は2兆7561億円と2月22日(2兆7093億円)以来6営業日ぶりに3兆円を割り込んだ。騰落銘柄数は値上がり1424銘柄、値下がり667銘柄、変わらず89銘柄だった。市場は、現地4日には米2月雇用統計の発表を控えることもあり、積極的な売買は限られ、ウクライナ情勢に左右される展開を強いられそうだと地政学的リスクを警戒のようだ。
東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=115円後半を中心に堅調に推移している。前日の米国時間、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が米下院で証言し、次回15-16日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)での0.25%利上げを提案したいとの発言を受け、米金融政策に対する先行き不透明感が後退。米株式市場は上昇、為替はドル買い・円売り優勢となった。この流れを受け継いだ今日東京時間朝方のドル・円は115円50銭近辺だったが、日経平均株価が朝寄り高から高原状態を維持するのを背景に一時115円71銭まで上値を伸ばした。ただロシアとウクライナの停戦交渉の結果を見極めたいとする向きもあり、次第に上値が重くなった。15時現在115円65銭となっている。
今日の個別は三菱UFJとコマツが4%台と大きく上げている。トヨタ、ホンダ、パナソニックは小幅、最近景気が良かった三菱重工は小幅に下げて引けている。これは利益確定だろうか。いずれにしてもウクライナ問題が解決しないと世界経済は動き出さないだろう。ロシアはどうなっているだろうか。愚かなことをしたものだ、・・(^。^)y-.。o○。
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