28日の日経平均株価は、始まり、朝方は、売り優勢のスタート、売り一巡後は下値を売り進む動きは限られ、取引時間中はマイナス圏で推移する時間が長く方向感に乏しい展開が続くも、午後2時30分すぎ、株価指数先物にややまとまった買いが入ったことをきっかけに上げ転換、ウクライナ情勢の行方を見たいとした手控えムードの中、上昇を維持し、前週末比50円32銭高の2万6526円82銭と続伸して後場の取引を終えた。午前10時18分には、同168円06銭高の2万6644円56銭と今日の高値を付けている。東証1部の出来高は14億4822万株、売買代金は3兆4497億円。騰落銘柄数は値上がり1732銘柄、値下がり400銘柄、変わらず47銘柄だった。市場は、ウクライナ情勢が不透明な中、今週はパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言や2月雇用統計の発表もあり、リスク回避姿勢が強まる場面もありそうだと警戒のようだ。
28日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=115円台半ばで推移している。米欧がロシアのSWIFT(国際銀行間通信協会)排除で合意したことを嫌気してドル売り・円買いが優勢となり、28日未明に115円ちょうど近辺まで調整したが、朝方には持ち直し、その後は115円台半ばで底堅く推移した。3月になればFOMC(米連邦公開市場委員会)における利上げが意識され、ドル・円を支えるとの見方があった。
週初めの個別は、コマツが1%台、ホンダが小幅に値を下げた。一方で三菱重工が2%台、トヨタ、パナソニックが1%台、三菱UFJが小幅に値を上げている。新型コロナに加えてウクライナ情勢が不透明で市場も先行きが見通せないので優良株の個別物色に走っているのだろう、‥(^。^)y-.。o○。
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