10日の日経平均株価は、始まりから9日の堅調な地合いや米株高などで買いが先行、午前9時32分には同300円83銭高の高値を付けるが、買い一巡後、先物に断続的な売りが出たことで上げ幅を縮小、後場に入ると上げ幅を取り戻す動きも見られたが、3連休前であることや10日の米1月CPI(消費者物価)の発表を前に様子見姿勢が強まったようで前日比116円21銭高の2万7696円08銭と3日続伸して取引を終了。東証1部の出来高は13億9624万株、売買代金は3兆4508億円。騰落銘柄数は値上がり1447銘柄、値下がり636銘柄、変わらず100銘柄だった。市場は、日米ともに長期金利の上昇に対し抵抗力をつけつつあるようで来週は戻り売りを吸収しつつ堅調な相場展開が期待されるだろうと先行き好感のようだ。


10日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=115円半ば近辺を中心に小動きとなっている。朝方115円55銭近辺だったドル・円は日経平均株価の朝寄り高を受け一時115円63銭まで上値を伸ばしたが、その後日経平均が上げ幅を縮め一時マイナス転換するとドル・円は115円46銭まで軟化した。午後に入り日経平均が持ち直し堅調に推移するとドル・円は一時115円65銭まで切り返したが、米1月CPI(消費者物価指数)の発表が間近に控えていることもあり、その後は上値が重い展開に。結局、ドル・円は値幅20銭に満たない狭いレンジで小動きとなっている。15時現在、115円61銭となっている。

 

連休前の個別は、ホンダが5%台後半の伸び、ここは上げ下げが大きいが、決算業績が好感されたようだ。パナソニックは小幅な上げ、逆にトヨタは2%台の下げ、三菱重工、三菱UFJ、コマツは小幅な下げだった。トヨタはカナダのトラック運転手のデモが影響しているのだろうか。早く新型コロナオミクロン株の感染が終息するといいのだが、ピークアウトの傾向は出てはいるようだが、この先の動向はまだ不明ではある、・・(^。^)y-.。o○。

 

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