4日の日経平均株価は、始まり、3日の米株安で売りが先行したが、すかさず切り返し、一旦上げに転じ、アマゾン・ドットコムが決算を発表、時間外で急騰、米株先物も上昇し、支援要因となったが、その後は再度軟化、先物売りを交えて下げ幅を広げ、一時前日比165円32銭安まで下落、一巡後は先物に断続的な買いが入り、盛り返し、米株先物が一段高、祝日明けの香港ハンセン指数の大幅高も支えとなり、後場終盤には同214円67銭高まで上昇、前日比198円68銭高の2万7439円99銭と反発。東証1部の出来高は13億5765万株、売買代金は3兆3078億円。騰落銘柄数は値上がり1482銘柄、値下がり619銘柄、変わらず82銘柄。市場は、英国の利上げ、ECB(欧州中央銀行)のタカ派転換はサプライズのある話ではなく米国の金融引き締めに関しても織り込みが進んでいる。何よりも企業業績は悪くない。取り敢えず3月のFOMC(米連邦公開市場委員会)までは不安定な動きが予想されるが、押さば買いの基本線に変わりはないと強気のようだ。

4日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=115円ちょうど近辺でもみ合った。朝方114円95銭近辺だったドル・円は日経平均株価の朝寄り高を受け一時115円04銭まで上値を伸ばす場面があったものの、その後日経平均がマイナス転換すると一時114円79銭まで下押しした。午後に入り、日経平均株価がプラス圏に再浮上するとドル・円も切り返す動きを見せたが、115円を再度上抜けるには力不足。米1月雇用統計が目前に控えていることもあり、次第に様子見ムードとなっている。15時現在114円93銭となっている。

 

週末の個別はパンソニックが2%近く上げているのは急落の反動だろう。コマツが1%台、三菱UFJが小幅に上げている。一方でトヨタ、ホンダ、三菱重工が小幅に下げている。国内はオミクロン株の感染終息が見えないが、世間はさほど混乱はしていないようで結構にぎやかなようだ。オミクロン株はさほど重症化はしないようで甘く見ているのかもしれないが、・・。株価は国外材料で上下しているが、何とか国内に材料が出てくるといいのだが、・・(^。^)y-.。o○。

 

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