3日の日経平均株価は、米株急落、ナスダックミニ先物も下落し、売り優勢の展開、前場終了前には367円67銭安の2万7165円93銭を付ける場面もあり、後場も手がかり材料に欠ける中、欧州ECB(欧州中央銀行)理事会終了後の総裁会見、米国では12月の製造業受注や1月ISMサービスPMIの発表を控えることもあり、模様眺めムードが強まり、後場の値幅は73円強に留まり、動意に乏しく、前日比292円29銭安の2万7241円31銭と5日ぶりに大幅反落して取引を終えた。東証1部の出来高は12億9279万株、売買代金は3兆3546億円。騰落銘柄数は値上がり625銘柄、値下がり1469銘柄、変わらず89銘柄だった。市場は、米国の利上げを巡り、様々な見方が取りざたされており、来月のFOMCに向け、まだまだ上下に振らされる場面も想定され、注意が怠れないと市場の先行きに警戒のようだ。

3日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=114円半ば近辺を中心に小動きとなっている。朝方114円30銭近辺だったドル・円は仲値設定に向けて国内輸入企業からのドル買い・円売りが入る場面もあったが、仲値通過後は大きくマイナス圏で推移する日経平均株価を背景に円の買い戻しが入りドル・円は往って来い。午後に入りドル買い・円売りが進む場面もあったが、欧州時間に英欧の金融政策決定会合が控えていることもあり、114円50銭台では上値が重い展開に。結局値幅20銭程度の小動きにとどまっている。15時現在、114円52銭となっている。

 

今日の個別はパナソニックが業績悪化を嫌われて7%近い下落、三菱重工は1%台の下落だった。他方、ホンダは2%台の上昇、トヨタ、三菱UFJ、コマツは小幅な上げで引けている。国内に材料がないので海外の材料に引きずられるが、何とか国内でもいい材料が出てくるといいのだが、・・(^。^)y-.。o○。

 

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