2日の日経平均株価は、始まりから1日の米株高で広範囲に買いが先行、時間外取引で米ナスダック先物が高くハイテク株買いが進み、その後は戻り売りに伸び悩む場面もあったが、好決算銘柄買いは根強く盛り返し、後場終盤には一時前日比486円14銭高まで上伸、以後、やや上値が重くなるも2万7500円台は維持して前日比455円12銭高の2万7533円60銭と大幅に4営業日続伸。全面高商状となり、1月24日(終値は2万7588円37銭)以来7営業日ぶりに2万7500円台を回復した。東証1部の出来高は13億7456万株、売買代金は3兆3243億円。騰落銘柄数は値上がり2040銘柄、値下がり111銘柄、変わらず32銘柄。市場は、時間外取引で米長期金利が一服し、ナスダック先物が値を上げ、日経平均にプラス作用している。好業績株中心に買い意欲は根強く買い戻しも誘っている。ザラ場ベースで1月5日の戻り高値から27日の昨年来安値にかけての半値戻しに当たる2万7700円どころが取り敢えず意識されるとこの先の伸びを注目のようだ。
2日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=114円台後半で推移している。朝方はFRB(米連邦準備制度理事会)による大幅な利上げ観測が後退したことを受けてドル売りが強まる場面がありドル・円は一時114円60銭近辺まで下落したが、日経平均株価が大きく上昇する中でリスクオンのドル買い・円売りが優勢となり持ち直した。ただ米国で1月ADP(オートマチック・データ・プロセッシング)雇用統計の発表を控えていることもあって積極的に買い進む動きは見られず狭いレンジでのもみ合いが続いた。
週中の個別は、すべて上げている。トヨタ、ホンダ、三菱重工、三菱UFJが2%台、コマツとパナソニックが1%台でそこそこ好調のようだ。しかし、東京都の新型コロナ感染者数が2万人を超えるなど新型コロナオミクロン株の猛威はなかなか収まりそうもない。新型コロナ騒動で商品、原材料の輸送費や原材料のコスト高などで軒並み値上げでこの辺りがどう影響してくるか、注目ではある、・・(^。^)y-.。o○。
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