27日の日経平均株価は始まりから動きが弱く時間外で米株先物が下げ幅を広げたことで27日の米株安を先取りする格好で下落幅を拡大、午後2時16分には同966円81銭安の2万6044円52銭と今日の安値を付け、その後は短期的な売られ過ぎ感から下げ渋る動きとなったが、前日比841円03銭安の2万6170円30銭と大幅に3日続落し、連日で昨年来安値を更新して取引を終了した。下落率は3.11%となり下落率が3%を超えるのは昨年6月21日の3.29%以来7カ月ぶり。東証1部の出来高は15億4526万株、売買代金は3兆8216億円。騰落銘柄数は値上がり87銘柄、値下がり2067銘柄、変わらず30銘柄だった。市場は、東証1部の売買代金が3兆8200億円台と前日よりも増加したが、下げた後の戻りがあまり見られず、セリングクライマックスには至っていないのではないかとさらに売られる状況を警戒のようだ。

27日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=114円後半を中心に下押し圧力のかかる展開となった。朝方114円65銭近辺だったドル・円は日経平均株価が朝寄り高を受け一時114円78銭まで上値を伸ばす場面があったが、その後日経平均が戻り売りに押されマイナス圏に沈むとドル・円も軟化し、一時114円47銭まで下押しした。午後に入りドル・円は114円台半ばでは底堅く徐々にドルを買い戻す動きが見られたものの戻りは限定的。前日のFOMCで次回3月FOMCでの利上げ開始や利上げ開始後のFRBバランスシートの縮小が示唆され、米金融引き締め観測が強まっている。米利上げは基本的にドル買い要因ではあるものの足元は米国が利上げを急ぐことによる新興国経済減速懸念を嫌気するリスクオフムードで日中株安が進む中、ドル・円はリスク回避の円買い圧力がかかる格好となっている。15時現在114円66銭となっている。

 

暴落状態の週中の個別は、パナソニックが4%台、トヨタとコマツが2%台、ホンダと三菱重工が小幅、三菱UFJはほとんど変わらずだった。米国の金融引き締めがその主な理由だそうだが、新型コロナの感染爆発やウクライナ情勢なども足を引っ張っているんだろう。困ったものではある、・・(^。^)y-.。o○。

 

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