18日後場の日経平均株価は、始まり、欧州株の上昇で買いが先行、昼に日銀が金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の維持を決定、先物が上げて後場入り直後には前日比356円82銭高まで値を上げたが、一巡後は先物主導で下げに転じ、時間外取引での米長期金利の上昇とともに米株先物の下げが重しとなり、203円86銭安まで下落、その後は下げ渋ったが、戻りは限定され、前日比76円27銭安の2万8257円25銭と反落。東証1部の出来高は12億2657万株、売買代金は2兆8125億円。騰落銘柄数は値上がり538銘柄、値下がり1557銘柄、変わらず89銘柄。市場は、日銀決定会合の結果発表後に一段高となったが、先の『利上げの可能を議論』との観測報道をにらんで売った向きが買い戻したのだろう。もっとも米長期金利上昇の影響は大きく、一気に売りに傾いた。来週はFOMC開催を控えており、それまでは方向感が出にくいのではないかとFOMC会合の結果待ちのようだ。
18日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=114円台後半で推移している。朝方はやや上値が重かったが、日銀金融政策決定会合の結果公表を前に様子見ムードが強まり、下値も限定的だった。昼前に日銀金融政策決定会合の結果と展望リポートが公表され、金融政策の現状維持が決まった一方、物価見通しが引き上げられたが、市場の想定の範囲内だったことから円売りが強まり、ドル・円は午後1時前に115円台を回復した。円売り一服後のドル・円はやや伸び悩んだ。
週始めの個別は、日経平均と一緒でパッとしない。トヨタとコマツが微かに上げたが、三菱重工が2%台、ホンダと三菱UFJが1%台、パナソニックが小幅な下げだった。日銀もこれと言って知恵もないから日本経済も少しも改善しないな。いい加減大胆な金融政策でも打ち出さないものかなあ。いい加減飽き飽きしているんだけどな。新型コロナも先行きが見えないし、岸田内閣の新しい資本主義も具体性が見えて来ない。要は国民に安心感を与えないと金が回らないんだけどなあ、‥(^。^)y-.。o○。
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