12日の日経平均株価は、始まり、パウエルFRB議長の議会証言後に米長期金利が上昇一服となり、米国株式が上昇した流れを好感し、買いが先行、一旦伸び悩む場面もあったが、買い気は根強く盛り返し、中国の21年12月生産者・消費者物価指数が市場予想を下回り、高インフレ懸念が後退するとともにアジア株高も後押しし、一段高となり、大引け近くには2万8814円31銭(前日比591円83銭高)まで上伸し、前日比543円18銭高の2万8765円66銭と4営業日ぶりに大幅反発。東証1部の出来高は11億9795万株、売買代金は3兆151億円。騰落銘柄数は値上がり1924銘柄、値下がり219銘柄、変わらず42銘柄。市場は、大きく戻してはいるが、所詮レンジ内の動きだ。足元の材料はほぼ織り込んでおり、ここからは動きが出にくいと見られ、決算待ちになってくるだろうと見るようだ。


12日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=115円台前半で推移している。午前中は国内輸入企業によるドル買い・円売りが観測されたものの米長期金利の上昇が一服したことを受けてドル売りがやや強まる場面も見られるなど方向感が乏しかった。今晩の米国で米12月CPI(消費者物価指数)の発表を控えて見送りムードも強く午後は狭いレンジで小動きとなった。

 

週中の個別は三菱重工が珍しくほぼ3%も上げている。パナソニックが2%台、トヨタ、ホンダ、コマツが1%台、三菱UFJだけが小幅だった。市場は3日続落の自律反発もあっただろうが、大きく上げている。しかし、新型コロナオミクロン株の感染拡大など不確定要素もあって先行きは不透明だろう、・・(^。^)y-.。o○。

 

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