20日の日経平均株価は、始まり、先週末の米株下落で売りが先行、欧米でのオミクロン株の感染拡大への懸念もあり、前場の早い段階で一旦2万8300円台を割り込み、その後下げ渋ったが、買いは続かず、再び軟化、米株先物が下落したほか、中国人民銀行の利下げで中国株も下げて重しとなり、先物売りを交えて下げ幅を拡大、後場終盤には2万7893円18銭(前週末比652円50銭安)まで下落し、大引けにかけて安値圏で推移、前週末比607円87銭安の2万7937円81銭と大幅続落。2万8000円割れは6日(終値は2万7927円37銭)以来2週間ぶり。東証1部の出来高は11億4233万株、売買代金は2兆4541億円。騰落銘柄数は値上がり115銘柄、値下がり2051銘柄、変わらず18銘柄。市場は、米欧の金融政策が方向転換し、過剰流動性が転機を迎え、一旦現金化してもおかしくはない。目下織り込みつつある状況だが、日経平均は三角もち合いを形成中で下ブレ懸念がくすぶると警戒のようだ。
20日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=113円台半ばを中心に推移するも、下押し圧力のかかる展開となった。朝方113円50近辺だったドル・円は仲値決済に向けて国内輸入企業からのドル買い・円売りが入ったことや日経平均株価が朝寄り安から下げ渋った流れを受け、一時113円70銭まで上値を伸ばす場面があった。オミクロン株感染拡大への警戒感が残る中、中国人民銀行が1年8カ月ぶりに利下げに踏み切ると中国景気減速への警戒感から日経平均株価が下げ幅を拡大。ドル・円も日経平均の下げに押され、午後に入りジリ安歩調を強める展開となった。15時現在113円45銭となっている。
週明けの個別は全滅状態、ホンダと三菱UFJが3%台、トヨタ、三菱重工が2%台、コマツが1%台、パナソニックが小幅だった。オミクロン株は確かに危ないが、どうなることだろうか。株価総額がだいぶん凹んだ、・・(^。^)y-.。o○。
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