17日の日経平均株価は、始まり、16日の米株がハイテク株中心に下落したことで、半導体関連株などに売りが先行、前日大幅続伸の反動もあり、一旦2万8800円を割り込み、軟調に推移、後場は先物主導で一段安、中国株や香港株などの下げが重しとなり、後場終盤には前日比563円24銭安まで下押し、その後の戻りは鈍く安値圏で推移し、前日比520円64銭安の2万8545円68銭と3日ぶりに大幅反落。東証1部の出来高は14億4002万株、売買代金は3兆3804億円。騰落銘柄数は値上がり451銘柄、値下がり1635銘柄、変わらず98銘柄。市場は、買い戻しは一巡し、昨日の上昇分(606円高)のほとんどを吐き出した。来週はIPO(新規公開株)ラッシュで新興市場がどう動くか注目されるが、海外投資家は休暇モード入りとなり、国内勢だけでは相場は緩慢になりそうだと買い手が乏しいことが気がかりのようだ。
17日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=113円台後半から半ばにかけてもみ合った。朝方、113円65近辺だったドル・円は仲値決済に向けて国内輸入企業からのドル買い・円売りが入ったことなどから一時113円85銭まで上値を伸ばす場面があった。その後は日経平均株価が下げ幅を広げる展開にツレてドル・円も軟化し、一時113円43銭まで下押しした。また、午後に入り、日銀が大規模金融緩和の維持や新型コロナウイルス禍に対応した資金繰り支援策の縮小などを決めたが、市場では織り込み済みで、ドル・円の反応は限定的だった。15時現在、113円57銭となっている。
週末の個別は、悲喜こもごも、三菱重工がわずかなプラス、ホンダとパナソニックは変わらず、トヨタ、三菱UFJ、コマツが1%台の下落だった。そろそろ年末、海外勢はクリスマス休暇で欠場、買い手が減ると市場もさみしいだろう、・・(^。^)y-.。o○。
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