15日の日経平均株価は、米利上げ警戒感から売り先行で始まり、14日の米株が下落したことで、前日比74円17銭安と値を下げ、一旦上げたが、伸び悩み、さらに中国11月小売売上高が市場予想を下回ったことが重しとなり、再度下げに転じ、後場入り後は持ち直したが、大引けにかけては小高い水準で推移、現地15日まで開催のFOMCを控え、様子見気分となり、前日比27円08銭高の2万8459円72銭と小反発。東証1部の出来高は9億9023万株、売買代金は2兆3117億円。騰落銘柄数は値上がり1317銘柄、値下がり750銘柄、変わらず116銘柄。市場は、今月最大イベントのFOMCを控え、後場は静かな動きだ。無難に通過すれば年末高につながる可能性はあるが、やはり結果と市場の反応を見ないと軽々に判断できないと先行き警戒のようだ。

 

15日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=113円台後半で推移している。FOMCの結果公表を控え動意薄の展開となった。国内輸入企業によるドル買い・円売りが観測され、朝方のドル・円はやや強含んで113円80銭近辺まで上昇したものの追随するような動きは見られなかった。一方で113円60銭台では下げ止まるなどドル売り圧力も弱く朝方の売り買いが一巡した後は狭いレンジでもみ合いが続いた。

 

週中の個別はそこそこ上げている。トヨタが3%台と言うのは2030年までにEV販売台数を大幅に増大させたことが理由だろう。三菱UFJとパナソニックは1%台、ホンダと三菱重工は小幅、コマツだけが小さく下げて引けている。来年は原材料費、輸送費などの高騰で値上げラッシュだと言う。インフレ率2%なんて簡単に達成のようだ。連れて給料も上げてやらないと景気が回復しないが日本は値上げは悪と思っているからなあ。やはり少しは値を上げて企業が利益を出さないと給料も上がらんだろう、・・(^。^)y-.。o○。

 

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