8日の日経平均株価は、始まり新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」への警戒ムードが後退、7日の米株が連日で上昇した流れを受け、前場早々に2万8800円台を回復、その後、上げ幅を縮小する場面もあったが、買い気は根強く持ち直し、時間外取引で米株先物が高く、中国株などのアジア株高も支えとなり、後場中盤には2万8897円44銭(前日比441円84銭高)まで上昇、買い一巡後は上値が重くなったが、大引けにかけては引き締まり、TOPIX(東証株価指数)も12.39ポイント高の2002.24ポイントと続伸、11月25日以来ほぼ3週間ぶりに2000ポイントを回復、前日比405円02銭高の2万8860円62銭と大幅続伸。東証1部の出来高は12億1977万株、売買代金は3兆620億円。騰落銘柄数は値上がり1195銘柄、値下がり904銘柄、変わらず85銘柄。市場は、『オミクロン株』は重症リスクが低いという情報を一旦織り込んだが、次は来週のF0MC待ちになり、不透明感を引きずる。取り敢えず週末10日のSQ(特別清算指数)算出まではボラティリティ(価格変動率)の大きい相場になるのではないかと相場の動きに注意のようだ。
8日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=113円台半ばで推移している。米ロ関係の緊迫化を受けて朝方はドル売りがやや優勢となる場面があったものの「オミクロン株」への過度の警戒感が後退したことで日経平均株価が堅調に推移したため、ドル売りの勢いは強まらず、113円30銭台で下げ止まるなどドル・円の下値は限られた。一方で上値を試す材料も乏しく戻りが一服した後は方向感なくもみ合った。
週中の個別は、日経平均が上げた割には三菱重工が小幅に上げただけで後はすべてマイナスだった。トヨタが1%台、ホンダ、三菱UFJ、コマツ、パナソニックは小幅な下げだった。オミクロン株は重症化リスクが低いと言うが、この辺も株価にプラスに働いたようだ。しかしこのパンデミックもいつまでも収まらんなあ、・・(^。^)y-.。o○。
日本ブログ村へ(↓)
