26日の日経平均株価は、南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株が検出されたとの報道に市場がビビりまくって先物売りを交えて下げ幅を拡大、時間外取引の米株先物の一段安とともに香港ハンセン指数などのアジア株安も重しとなり、後場序盤には900円近く下げ、その後は下げ渋ったが、戻りは限定され、前日比747円66銭安の2万8751円62銭と大幅反落。10月25日(終値は2万8600円41銭)以来1カ月ぶりの安値水準となり、東証業種別株価指数は全33業種が値下がりした。東証1部の出来高は13億290万株、売買代金は2兆9993億円。騰落銘柄数は値上がり152銘柄、値下がり1992銘柄、変わらず39銘柄。市場は、新たな変異株の問題が広がれば厄介だが、取り敢えず来週どう動くかがポイントになる。米国でのブラックフライデーやサイバーマンデーの商戦結果を受けて相場が復活できるかどうかが注目されるとやはり米国頼みのようだ。
26日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=114円台後半まで軟化している。朝方、南アフリカで新型コロナの新たな変異ウイルスが検出され感染が急増中との報を受け、115円ちょうど近辺で推移していたドル・円は株式市場のオープンを挟んで115円を割り込み軟化。その後、ドル・円の下げが一服する場面もあったが、今回のウイルスが従来型より強い感染力を持つと伝わるとドル・円は下値を模索し、一時114円57銭まで値を下げた。株式市場もリスクオフムードで大幅安で引け、ドル・円は3日ぶりの安値水準で推移している。15時現在114円65銭となっている。
週末の個別は南アで感染力の強い新型コロナウィルスの変異株が確認されてことにビビりまくって大幅下落、これが広がるとまた世界経済は大きく縮小する可能性がある。個別ではコマツが4%と大きく下げ、三菱重工、パナソニックが2%台、トヨタ、ホンダ、三菱UFJは1%台の下落だった。リスク回避で円が買われ、原油価格が大きく下げた。原油が下げたのはけっこうなことだが、また新型コロナ感染症が拡大流行するのは困るなあ。この現在の最新テクノロジーを以ってしてもウィルスが退治できないのは恐るべきことではある。特に日本はワクチン開発でも治療薬開発でも欧米に後れを取っていまだにまともな薬もワクチンもできないのはどうしたことか。官民一体となってワクチン・治療薬開発に邁進すべきだろう、・・(^。^)y-.。o○。
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