17日の日経平均株価は、始まり、買いが先行、好調な米小売売上高を背景に米株が上げた流れを受け、寄り付き後まもなく前日比101円ほど値を上げたが、心理的なフシ目となる3万円大台を前に買いは続かず、その後は利益確定売りに下げ転換、先物売りを交えて下げ幅を拡大、一時184円ほども下落、香港株が安くなり、重しとして意識され、一巡後は押し目買いを支えに後場終盤に向けて下げ渋ったが、戻りは限定され、大引けにかけては弱含み、前日比119円79銭安の2万9688円33銭と5営業日ぶりに反落。東証1部の出来高は11億7339万株、売買代金は2兆7424億円。騰落銘柄数は値上がり410銘柄、値下がり1706銘柄、変わらず67銘柄。市場は、日経平均3万円は近いようで遠い。米国株高頼みで国内は材料がなく方向感が出にくい。当面は一進一退と見られるが、いずれは上抜けか下抜けかどちらかの動きが出るだろうと現時点では見極めにくいようだ。
17日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=114円台後半で推移している。朝方には115円ちょうど近辺に急接近したものの日経平均株価が高寄り後にマイナス圏へ沈むなど軟調に推移したため利益確定目的のドル売りが優勢となって伸び悩み、一時114円台半ばまで調整した。その後、日経平均が下げ渋るとドル・円も持ち直したが、115円手前では上値が重くなった。
週中の個別は、日経平均が下げて壊滅、ホンダ、三菱UFJ、コマツが1%台、トヨタ、三菱重工、パナソニックが小幅に下げた。3万円が超えるに超えられない壁のように立ちはだかって3万円に近付くと売りが出て株価を下げる。米国頼みで国内に材料がないのも上値が重くなる一因でこれを何とかしたいところだが、30年も膾を吹きっぱなしの日本に何とか出来るだろうか。無理かな、‥(^。^)y-.。o○。
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