15日の日経平均株価は、始まり、米長期金利の落ち着きで米株が上げたことから買いが先行、前場の早い段階で251円ほども上げたが、心理的なフシ目となる3万円大台を前に買いは続かず、一巡後は戻り売りや利益確定売りに伸び悩み、昼休みの時間帯に中国、香港株が軟調に推移したこともあって後場早々には108円銭高まで値を下げたが、その後持ち直すも戻りは限定、前週末比166円83銭高の2万9776円80銭と3営業日続伸。東証1部の出来高は11億6341万株、売買代金は2兆6394億円。騰落銘柄数は値上がり1054銘柄、値下がり1029銘柄、変わらず100銘柄。市場は、米国株高に引っ張られ日本株も上げたが、日経平均が3万円に近づくと上値が重くなってくる。国内発の手掛かり材料に乏しく、買いが広がらないと国内材料不足に愚痴が出たようだ。
15日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=113円台後半で推移している。朝方には114円台を回復する場面があったものの中国で発表予定の経済指標を控えてドル買いは続かずに軟化。中国の10月小売売上高などは市場予想を上回り堅調な結果だったためドル・円はやや下げ渋ったが、追加の手掛かり材料難で上値を追うような動きは見られなかった。
週明けの個別は三菱重工とコマツの機械部門が小幅安、それ以外はトヨタ、ホンダの輸送機器部門が1%台、三菱UFJtおパナソニックが小幅な上昇だった。内閣府公表の7~9月期のGDPの1次速報は新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が9月末まで長引き個人消費が低迷したことや個人消費と並ぶ内需の柱の設備投資も年率換算でマイナス14%超となるなど物価変動の影響を除いた実質GDPを押し下げたが、この辺が回復して来ないと株価3万円台は難しいだろう、‥(^。^)y-.。o○。
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