12日の日経平均株価は、始まり、米ナスダックやSOX指数が上げたことからハイテク株など広範囲に買いが先行、時間外取引の米先物高も支えとなり、先物買いを交えて上げ幅を拡大、前場の早い段階で前日比383円高まで上昇、一巡後、戻り売りや利益確定売りに一旦上げ幅を縮めたが、前引けにかけて持ち直し、後場は米株先物が伸び悩んで上値が重くなる場面もあったが、終盤にかけては引き締まり、高値圏で推移、前日比332円11銭高の2万9609円97銭と大幅続伸。この日算出の日経平均先物ミニ・オプション11月限SQ(特別清算指数)値2万9388円47銭を大きく超えた。東証1部の出来高は13億2145万株、売買代金は2兆9426億円。騰落銘柄数は値上がり1697銘柄、値下がり421銘柄、変わらず64銘柄。市場は、10日にかけて先物主導で売られてその買い戻しもあって切り返してはいるが、日経平均は前週末水準とほぼ変わらない。2万9000円割れは遠のいたが、短期筋中心の売買でこのまま戻りを試しに行くかは不透明だと高値もやや警戒のようだ。
12日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=114円台前半で堅調に推移している。朝方114円ちょうど近辺だったドル・円は日経平均株価の急伸にツレて上昇し、一時114円29円まで上値を伸ばした。その後は日経平均が高原状態を維持するのを受けドル・円はしっかりした展開となった。足元は米早期利上げ観測の強まりを背景にドルが強含んでいる。15時現在114円20銭となっている。
週末の個別は日経平均が上げたことから全勝、トヨタとパナソニックの旧F1コンビが2%台、ホンダ、三菱重工、三菱UFJが1%台、コマツだけが小幅だった。日経平均は2万9千円台の後半まで上げているが、これも状況ですぐに下げるだろうから状況を併せて先行きをしっかり見ていないといけないだろう、‥(^。^)y-.。o○。
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