8日の日経平均株価は、始まり、買いが先行、米10月雇用統計が市場予想を上回り、米株が上げたことから前週末比123円高と高く寄り付くも買い進む動きにはつながらず、その後は利益確定売りに下げ転換、先物が売られて軟調に推移、大引けにかけて下げ幅を広げたが、鉄鋼株や建設株などの下げが目立ち、前週末比104円52銭安の2万9507円05銭と続落し安値引け。東証1部の出来高は12億3179万株、売買代金は2兆8264億円。騰落銘柄数は値上がり804銘柄、値下がり1276銘柄、変わらず103銘柄。市場は、日経平均が3万円に近づくと売りが出てくる。日足陰線が並び高値イメージがあるようだ。決算は想定を超えるようなインパクトのある内容でないと評価されにくいようだと見る。

 

8日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=113円台半ばで推移している。午前中は国内輸入企業によるドル買い・円売りが観測され、ドル・円はやや強含んだものの、米早期利上げ観測の後退で米長期金利の上昇が一服しており、ドル買いの勢いは強まらなかった。日経平均株価が高寄り後に軟化したこともドル・円の重し。追加の手掛かり材料も乏しく、午後は売り買いが交錯し、狭いレンジでもみ合った。

 

週明けの個別は、上げ下げこもごも。三菱重工、コマツの機械系が1%台の上げと頑張っている。三菱UFJは小幅に上げている。一報でホンダは例によって3%台と大きく下げ、トヨタとパナソニックは小幅に下げて引けている。当面の日経平均は28500円から29500円程度の間を行ったり来たりするんだろうか、‥(^。^)y-.。o○。

 

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