21日の日経平均株価は、昨日の相場の上値が重い展開だったことで売り優勢でスタート、前場は下げ渋る場面も見られたが、後場に入り「仕掛け的な売りで2万9000円を割り込んだ」ことで見切り売りを誘ったもようで下げ幅を拡大し、午後2時45分には600円近くも下げ、その後、模様眺めムードの中、安値圏で取引を終え、前日比546円97銭安の2万8708円58銭と3日ぶりに大幅反落して取引を終了した。終値ベースで2万9000円を割り込むのは14日(2万8550円93銭)以来1週間ぶり。東証1部の出来高は10億4191万株、売買代金は2兆4488億円。騰落銘柄数は値上がり323銘柄、値下がり1786銘柄、変わらず75銘柄だった。市場は、大幅反落となったが、好決算期待を支えに戻り基調は変わっておらず、押し目買いのスタンスで臨みたいと強気のようだ。

21日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=114円前半を中心に軟調な展開だったが、104円ちょうど近辺では底堅かった。朝方、1ドル=114円40銭近辺だったドル・円は日経平均株価が朝寄り安から下げ渋る展開とともにもみ合った。午後に入り、米株価指数先物が時間外取引で下げ幅を広げ、日経平均株価がツレ安となったのを背景にドル・円は軟化し、一時113円94銭まで下押しした。ただ、この水準では114円割れとなるとドルを買い戻す動きが出るなどドル・円には底堅さも見られた。直近2週間で値幅約3円程度ドル高・円安が進んだが、今日、東京時間のドル・円は114円台後半を試す力はなく株安・リスクオフによる円買いや利益確定のドル売り優勢の展開となった。15時現在、114円02銭となっている。

 

週中の個別は日経平均が落ち込んだことで全敗、トヨタ、ホンダ、パナソニックが2%台、三菱UFJが1%台、三菱重工とコマツは小幅な下落だった。米国の金利上げで円安が続いて燃料高騰などの影響もあって輸入品などの高値が続いているようだ。輸出は有利なので輸出企業に頑張ってほしいところではあるが、トヨタ、ホンダ、パナソニックなどが大きく下落している。身近なところでは肉類などが値上がりしているが、粉や油なども上がるそうだ。株価については日系平均としてはこんなものだろうとは思う、‥(^。^)y-.。o○。

 

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