8日の日経平均株価は、米議会上院の与野党が12月初めまで連邦債務上限を引き上げることで合意し、米国債のデフォルトが当面回避される見通しから米株が上昇、買い優勢で始まり、この流れを受け、株価指数先物買いを交え、時間外取引の米株先物が高く、休場明けの中国株高も支えとなって前場後半には600円以上も上げたが、一巡後は利益確定売りに傾き、週末要因に加え、米9月雇用統計の発表を前に手控え気分が強まり、引けにかけて上げ幅を縮小して、前日比370円73銭高の2万8048円94銭と大幅続伸。2万8000円台回復は4日以来4日ぶり。この日算出の日経平均先物ミニ・オプション10月限のSQ(特別清算指数)値は2万8098円14銭。東証1部の出来高は13億5677万株、売買代金は3兆1984億円。騰落銘柄数は値上がり1746銘柄、値下がり358銘柄、変わらず79銘柄。市場は、昨日に続く上ヒゲの長い陽線で上値が重い印象だ。ここから売り込む要因もないが、よほどインパクトのある材料が出てこないと買い進めにくい。当面は決算待ちで個別株物色の流れにシフトすると見るようだ。

8日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=111円台後半で堅調に推移した。朝方、111円60銭近辺だったドル・円は、日経平均株価が朝寄り高から上げ幅を広げる展開とともにジリ高歩調を強めた。午後に入り、日経平均が伸び悩んだものの依然高原状態で推移する中、ドル・円は一時111円92銭まで上値を伸ばす場面があったが、米9月雇用統計が目前に控えていることもあり、112円を付けるには至らなかった。15時現在、111円91銭となっている。

 

週末の個別は、トヨタが2%台後半と珍しく値を上げている。トヨタも一株価格が高くなり過ぎたので株価を1/5程に下げて小口で買い易くしたんだろうか。株の口数が増えて大株主になったような気分ではある。ホンダ、パナソニックは1%台、三菱重工、コマツは小幅、三菱UFJは変わらずで日経平均が上げた割には個別はささやかだった、‥(^。^)y-.。o○。

 

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