24日の日経平均株価は、中国不動産大手、中国恒大集団の債務不安がひとまず後退し、23日の米国株式が大幅続伸した流れを受け、買いが優勢、3万0200円台に乗せたが、その後、戻り売りに上値が重くなる場面もあるも下値は限定され、根強い買いが続き、徐々に盛り返し、後場終盤には前日比636円98銭高まで上昇、前営業日比609円41銭高の3万0248円81銭と3営業日ぶりに大幅反発。終値での3万円大台復帰は3営業日ぶり。東証1部の出来高は14億2537万株、売買代金は3兆5578億円。騰落銘柄数は値上がり2104銘柄、値下がり68銘柄、変わらず16銘柄。市場は、中国恒大集団の取り敢えずのデフォルト(債務不履行)回避を市場は好意的に捉えているが、社債利払いが相次ぐ中国恒大への懸念はなお払しょくされておらず先行きは不透明だ。日経平均3万円超えから一段上に進むという楽観はま恒大の影響を警戒しているようだ。


24日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=110円台前半で堅調に推移した。朝方、110円30銭近辺だったドル・円は日経平均株価が朝寄り高から高原状態を維持する展開を背景にジリ高歩調を強め、一時110円48銭まで上値を伸ばした。中国不動産大手・中国恒大集団のデフォルト(債務不履行)リスクが後退したこと、22日のFOMC(米連邦公開市場委員会)でテーパリング(量的緩和の段階的縮小)早期開始が示唆されたことを受けた米長期金利の上昇などもドル・円のサポート材料となった。15時現在、110円47銭となっている。

 

週末の個別は、三菱UFJが4%台と大きく値を伸ばしている。米国の不採算部門売却が好感されているんだろうか。ホンダも例によって4%近く値を上げている。トヨタ、三菱重工、パナソニックは2%台、コマツだけが1%台でちょっと伸び悩みか。中国不動産大手の沈没が世界経済にそれほど大きな影響を与えるんだろうか。まあ中国企業なら沈没しても構わないが、‥(^。^)y-.。o○。

 

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