22日の日経平均株価は、中国不動産大手の中国恒大集団のデフォルト懸念が根強く、時間外の米株先物安も重しとなり、一時比265円安まで下落、その後、先物にまとまった買いが入り、中国恒大集団の社債利払い実施報道や中国人民銀行が22日に短期金融市場への資金供給額を増やしたことも支えとなって買いが入ったが、一巡後は再度マイナス圏入りし、後場中盤に向けて軟調に推移、中国・上海総合指数が上げに転じたこともあり、下げ渋ったが、戻りは限定され、引けにかけて上値が重くなり、前日比200円31銭安の2万9639円40銭と大幅続落。東証1部の出来高は12億359万株、売買代金は2兆8901億円。騰落銘柄数は値上がり287銘柄、値下がり1847銘柄、変わらず53銘柄。


22日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=109円台半ばで推移している。朝方は109円台前半で上値の重い展開となったが、国内輸入企業によるドル買い・円売りがドル・円の下値を支える中、中国恒大集団が23日の利払いを実施するとの報道を受けてドルを買い戻す動きが優勢となって109円台半ばまで急上昇した。その後はFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果公表などを控えて小動きとなった。日銀は金融政策の現状維持を決定したが、市場の反応は薄かった。

 

週中の個別は、三菱UFJが1%台と値を上げている。これは米国の個人口座部門など不採算部門を売却して収益の改善を図ったせいだろう。パナソニックも小幅に値を上がている。トヨタ、ホンダ、三菱重工、コマツはそれぞれ1%台の下落でこれは日経平均に沿った下落だろう。日本の総理大臣が変わると言うことで株価は上向きだったが、中国の不動産会社が左前になっただけで日本の総理大臣交代なんか吹っ飛んでしまったなあ、‥(^。^)y-.。o○。

 

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