16日の日経平均株価は、昨日の底堅い動きや米株が反発したことで買いが先行したが、利益確定売りも入り、上げ足は鈍く、中国株が下げたことも重しとなって、後場に入り軟調となり、もみ合いながら値を下げて、前日比188円37銭安の3万323円34銭と続落して取引を終了した。続落となるのは8月19-20日以来、約1カ月ぶり。東証1部の出来高は12億6150万株、売買代金は3兆4660億円。騰落銘柄数は値上がり892銘柄、値下がり1186銘柄、変わらず110銘柄だった。市場は、3万円超えで目先的な達成感がある中、調整含みの展開も予想されると一服感も予想内のようだ。

16日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=109円台前半で軟化する展開となった。朝方、1ドル=109円30銭近辺だったドル・円は、買い先行で始まった日経平均株価にツレて一時109円45銭まで上値を伸ばす場面があったが、その後は日経平均株価がマイナス転換し、下げ幅を広げるに従い、軟化。米長期金利の上昇が一服したこともドル・円を下押しし、一時109円20銭まで値を下げた。株式市場の大引け間際にドル・円は持ち直す場面もあったが、戻りは限定的。米国時間に米8月小売売上高の発表が控えていることもあり、次第に様子見ムードとなった。15時現在、109円23銭となっている。

 

今日の個別は上げ下げ半々となっている。トヨタ、ホンダ、コマツが小幅に値を上げた。一方で三菱重工、三菱UFJ、パナソニックが小幅に下げている。自民党の総裁選も新政権の経済対策も時間が経てば徐々に熱も冷めて実体経済と新型コロナ感染状況をにらみながらの相場取引となるのだろう、‥(^。^)y-.。o○。

 

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