最近は、と言うよりもバブルがはじけてから、銀行の金利は超低金利で最近は定期預金も0.002%とか言う微々たる利率で100万円で年利2000円、1000万円でも年利2万円と言う預けておいてもほとんど意味のないような金利しかつかない。せめて年利3%くらいであれば100万で3万、1000万だと30万で少しは生活の足しになる金額になるが、現在の金利では1億円で20万円とちょっと庶民には縁のない額でないとどうにもならない。取引をしている某銀行の担当者は「日銀がバカで知恵がないからお客様も我々も青息吐息になってしまってお客様にいい思いをさせてあげられない」などと言っていた。「銀行もただ預金を預かっていても商売にならないんじゃないの」と言うと「まったくその通りです。これもみんな日銀のせいです」などと言う。

まあ見ていても確かに「バカじゃねえの」と思わせるほど日銀も知恵がない。バブル以来、なんだかんだの金融危機で「誰もが羹に懲りてなますを吹く」状態で金を使おうとしないので金利を安くしてもどうしようもない。そんな訳で銀行も証券会社や投資会社と結託してあれこれ様々な投資商品を売り出している。まあそんなこんなで勧められるままにあれこれNISAや信託投資、ファンドラップなどをやってみたが、損はしなかったものの貯金よりはましという程度で大した利益にもならなかった。

一番儲かっているのは株式でこれは売り買いで儲けているのではなく配当で儲けている。持っているのは、トヨタ、ホンダ、三菱重工、三菱UFJ、コマツ、パナソニックでほかにも数社買ったことがあるが、売却してしまった。売り買いで儲ける方法が一般的でコマツなどはリーマンショックの直後、日経平均が7600円とかの時に1株千円以下で買ったので一時はそれが4500円とかにもなったが、売らずに持っている。

コマツは長期間株を保有していると建機のミニチュアをくれる。これも非売品だが結構いい値段になっている。まあそんなことはどうでもいいのだが、株を売買しなくてもじっと持っていると毎年2回配当をくれる。ホンダは4回だが、・・。トヨタはこのところ1株について130円くらいくれる。それで何だかんだで株の配当が年間20万ほどになる。これはなかなかの額ではある。

相場なので持っている株が原価割れと言うこともあるが、それはそれで相場なのだから仕方がない。安値になってもじっと待っていればまた値は必ず上がる。そう心配することもない。年間20万で10年で200万も配当がもらえるのは特に頭を使わなくてもいい今時なかなか割のいい投資ではある。某銀行の担当者に持ち株を聞かれて話すと「超一流どころのガチガチの株ばかりですね」と言われた。ちょっと嫌味なのかもしれない。

トヨタと三菱重工は自分が好きな会社なので応援するつもりで買った。どっちも買い足している。ホンダと三菱UFJは売り払おうと思っているのだが、原価割れしているのでそのまま持っている。コマツはリーマンショックの時に買った。パナソニックはトヨタと一緒にF1に参戦していたのでこれも応援のつもりで買った。これまで無配になったのは三菱重工だけでそれも1回だけではある。三菱重工は宇宙航空では他社にはない高度な技術を持っている明日の日本には絶対に必要な会社ではある。

株を持っていると経済についてもあれこれ勉強するので知識が増えていい。金も儲かるし知識も増える。一挙両得ではある。為替は細かすぎて面倒くさいし、仮想通貨も何となく趣味じゃない。先物とか投機的なものは失敗すると困るので手を出さない。まあこれと言って儲かりそうなものもないが、ある程度は運用しないと貯金だけでは金なんか増えないし、何か適当なものを探さないといけない。銀行があれこれ商品を出してくるが、利益率と投機性はどっちも中程度を狙ってはいるが、今のところは適当なものがないようだ。固い株を持って配当をもらうのは悪くない利殖だとは思うが、小遣い稼ぎ程度にしかならないが、‥(^。^)y-.。o○。

 

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