10日の日経平均株価は、日経平均先物・オプション9月限のSQ(特別清算指数)算出に絡む買いが先行、利益確定に押されることもあったが3万円台を維持、香港株が切り返したことや米先物が買われたことなどで先物買いに上げ幅を拡大、前日比373円65銭高の3万0381円84銭と大幅反発。東証1部の出来高は14億8600万株、売買代金は3兆9283億円。騰落銘柄数は値上がり1923銘柄、値下がり222銘柄、変わらず44銘柄。市場は、TOPIX(東証株価指数)に続き、日経平均も年初来高値(2月16日終値3万0467円75銭)更新のコースだろう。中・長期的な上昇トレンドが復活した。短期的な過熱感は残るが、調整を挟みながら上向きのイメージだ。ただし、足をすくわれないためにも米金利動向には注視する必要があると堅実な上向き傾向に好感しながら注意点も指摘している。

10日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=109円台後半で堅調に推移した。朝方、109円70銭近辺だったドル・円は日経平均株価が買い先行で始まったことや5・10日で事業会社の決済が集中し、国内輸入企業からのドル買い・円売りもあり、上伸。仲値通過後にやや軟化する場面もあったが、その後、日経平均株価が上げ幅を広げる展開とともにドル・円もジリ高歩調を強め一時109円90銭まで上値を伸ばした。前日米国時間に堅調な米30年債入札を受け米長期金利が低下したが、今日東京時間では米長期金利の下げが一服。これにつれてドル売りも一服し、ドル・円の上伸につながる面もあった。15時現在、109円90銭となっている。

 

週末の個別は概ね上げ調子だが、コマツが1%台とやや大きく値を落としている。三菱UFJとパナソニックは1%台の上げ、トヨタ、ホンダ、三菱重工は小幅な上げだった。政権が変わると言うとこれだけ株価が上がるということは菅政権は経済界からは相当に嫌われていたんだろうなあ。確かにこれと言った経済対策はなかったし、人気もなかったからなあ。これで政権が枝野大仏などに行ってしまったらまた日本は大きく後退することになってしまうしなあ、‥(^。^)y-.。o○。

 

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