8日の日経平均株価は、利益確定や米国株安などで売りが先行したが、次期政権に対する政策期待が高く、切り返して値を上げ、利益確定ともみ合って伸び悩む向きもあったが、3万円台を維持し、大引けにかけて持ち直して、前日比265円07銭高の3万0181円21銭と8営業日続伸。3万円大台回復は4月5日(終値3万0089円25銭)以来で、3月18日(終値3万0216円75銭)以来ほぼ6カ月ぶりの高値水準となる。東証1部の出来高は13億2022万株、売買代金は3兆6724億円。騰落銘柄数は値上がり1559銘柄、値下がり474銘柄、変わらず116銘柄。市場は、政策期待が先行しているが、それが一巡するまではしっかりか。買い戻しだけでなく、中・長期資金も入り始め、オプション絡みの先物ヘッジ買いも上昇相場の一因だ。もっとも達成感も過熱感もあり、スピード違反と見るのが普通だと急激な高値に警戒感ものぞかせている。
8日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=110円台前半で推移している。米国時間は米長期金利の上昇を手掛かりにドル買い・円売りが優勢となったが、東京時間になると米長期金利の上昇が一服したこともあり、ドル・円はほぼ横ばい推移となった。午後になってもドル・円に目立った動きは見られなかったが、午後2時すぎにやや強含む場面があった。
週中の個別はトヨタだけが若干下げて引けている。三菱UFJが2%台と好調、このところ調子がいい。ホンダ、コマツ、パナソニックが手堅く1%台、三菱重工が小幅に上げている。次の衆議院議員選挙で自民党大敗ムードがなくなって、そのうえ、各総裁候補が大型の経済対策を出して来そうだと言うので市場も活気づいているんだろう。まあ誰が総裁になるかにもよるが、財界としては自民党大敗ムードが雲散霧消してそれだけでも胸をなでおろしているだろう、‥(^。^)y-.。o○。
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